お産の思い出は一生もの。「親子で幸せになる」思い出の残し方。

ママであるあなたに質問です。お子さんがまだお腹の中にいた頃のこと、そしてお子さんが生まれてきてくれた最初の誕生日のことを覚えていますか?「そんな過去のこと、もう忘れちゃった」なんていうママは、案外多いのではないでしょうか。しかし実は、ママがお産の思い出を大切にすることで、お子さんが幸せになれるって知っていましたか?そんな不思議なカラクリと、大切なお産の思い出の残し方をご紹介します。


■お産は命がけの行い

お腹に宿った命を守り、成長した胎児をこの世に生み出すことは、はるか昔から女性がになうことでひとつひとつの命がつながり、私たちは今を生きています。当たり前のことのように思われがちですが、お腹の中で命が育まれること、そしてママの体と精神のすべてをかけたお産は、当たり前では済まされない奇跡の行い。まさに命がけのお産は、すべてのママが経験していること。あなたを含め、周りのママも、本当に偉大な存在なのです。


■お産は通過点?

あんなにも大変な思いをしたはずなのに、時間の流れとともに、お産の記憶は薄れていってしまいがち。それもそのはずです。産後は、体の回復もままならない中、待ったなしで育児が始まります。目の前にいる赤ちゃんの存在が第一で、お産を振り返る余裕も、機会もないのが現状です。お産の「過去」よりも、赤ちゃんと過ごす「今・未来」に気持ちが向くのは当然です。しかし、時間が去りゆくままに、お産の記憶を忘れてしまって本当にいいのでしょうか?


お産はドラマ

これまでに多くのお産体験を取材してきた中で、筆者が思うことは、ひとつひとつの「お産はドラマである」ということ。お産体験を語るにあたって「特別何かあったわけじゃないんだけど」と前置きをするママがいます。しかし、妊娠発覚から産後までのお話をじっくり伺うと、キラリと光るエピソードが必ず出てきます。話すことで記憶が鮮明になり、忘れかけていた思い出のカケラを見つけることができるのです。そしてそれらは、一生ものに値する思い出なのです。


唯一無二のお産物語「yell」

家族の誕生日でもあるお産の思い出は一生もの。だからしっかりと形に残そうと筆者が提案している「yell」は、ママの妊娠からお産までの思い出をつづった文章と、お子さんの写真を紙面におさめ、額装して仕上げるサービスです。ママが命をかけたお産の記憶を、もっとオープンに、気楽に、親子で、家族で共有できればと願い考案しました。大切な写真や大好きな絵を飾るように、yellをリビングの一角に飾ることで、いつでもあの日の気持ちに触れることができます。


バースレビューで再認識

お産体験を振り返ることをバースレビューと言います。産後、お産に立ち会った助産師さんとママの間で行われることが本来の形ですが、それにこだわらず、ママの都合のいいタイミングで行っても大丈夫。お産体験の事実を変えることはできませんが、言葉にして話すことでお産体験の尊さ、お子さんの存在の奇跡を改めて感じるはず。

yellは、妊娠からお産までの思い出を約90分間、じっくりと伺います。この時間がバースレビューの役割となって、取材後のママの清々しい表情が、その効果を物語っています。


込められたメッセージ

yellは、ママから伺ったお話を約1000文字の文章にまとめます。妊娠から産後まで、あの時だけの忘れたくない気持ちやエピソードを綴り、家族みんなで分かち合える唯一無二の「お産物語」に仕上げます。これには「生まれてきてくれてありがとう」というママからお子さんへの最上級のメッセージが込められています。お子さんの存在を丸ごと全部認めるメッセージだからこそ、お子さんにとっても生涯のエールとなって心に響くことでしょう。


人生の幸せを決めるカギ

ハーバード大学の研究によると「人生の幸せを左右するカギは、幼少期の両親との人間関係」にあるそうです。ママとお子さんとのかけがえのない時間の中で、yellを通して最上級のメッセージを伝えていくことで、お子さんは「自分が生きる価値があるんだ」「愛されているんだ」と大きな安心感に包まれて育っていきます。高い自己肯定感を育んだお子さんは、幸せの感度も高まっていくもの。冒頭でお伝えした「ママがお産の思い出を大切にすることで、お子さんが幸せになれる」理由は、こういうカラクリなのです。


お産の思い出を形にする3つのタイプ

*フォトフレームタイプ

立体的なフォトフレームで仕上げます。いつも家族が集まる部屋に飾れば、ふとした時、大切な想いに触れることができます。

*アルバムタイプ

見開きのアルバムで仕上げます。光沢感のある表紙で、大切な思い出を丁寧に保管できます。成長したお子さんへのプレゼントにも最適。

*絵本タイプ

ひらがなを覚え始める4〜5歳のお子さんが自分で読めるよう、優しい文章とイラストで展開するお産物語。かわいいイラストの表紙で、飾っておきたくなる1冊です。


おわりに

お産は決して楽しいものではありません。一概に「お産=幸せ」とも言えません。しかし、お産を通して、多くの女性が特別な感情、深い喜びを体感していることも事実です。だとしたら、それを過ぎ去った一体験にせず、母から子へ伝えるべき価値ある体験だと思いませんか?この記事が、改めて自身のお産を思い返すきっかけになれば幸いです。

 

参考

https://2016yell.jimdofree.com